リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2026年7月15日
機械業界 新刊速報記事番号:T00129643

【トピック1】
三大投資支援プラン総額2.7兆元に──台化など5社がAIスマート製造・ネットゼロへ投資
経済部主導の「三大投資支援プラン」にて、台湾化学繊維(台化)や銘鈺精密工業など5社の投資計画が新たに承認され、累計投資総額は約2兆6,975億台湾元に達しました 。今回の承認はAIを活用したスマート製造や、温室効果ガスの実質排出ゼロ(ネットゼロ)に向けた環境対応投資が中心です 。半導体・電子産業向けのサプライチェーン強化やグリーン競争力の底上げが進んでいます 。
【トピック2】
台湾の輸出受注、域内生産比率が52.9%で過去最高に──ASEANシフトも鮮明化
経済部統計処によると、2025年の輸出受注における台湾内での生産比率は52.9%となり、過去最高を記録しました 。AIやクラウドコンピューティング需要の急増により、半導体やサーバーの国内生産が大きく拡大したためです 。一方で、中国での生産比率は26.2%と初めて30%を下回り、ASEANでの生産比率はベトナムを中心に11.3%へと上昇するなど、サプライチェーンの再編が進んでいます 。
【トピック3】
山林水環境工程、売上高50億元を突破──半導体向け水資源管理でシェア45%の最大手
台湾における水処理・環境エンジニアリング大手の山林水環境工程は、半導体産業からの水資源処理受注でシェア45%を握り、毎日9万トンの再生水を供給しています 。電気伝導率や微細な水質変化を徹底管理する現場力を武器に、2025年の売上高は過去最高の50億台湾元を達成しました 。TSMCの先進プロセスの需要を支えるとともに、米国や東南アジアへの展開を見据えた動きを加速しています 。
【トピック4】
台湾メーカー、AIインフラ・自動化需要の取り込み強化──CPOと先進封止に注力
「コンピューテックス台北2026」の動向を受け、台湾企業はAIサーバーや自動化向け技術の開発・提携を強めています 。鴻海精密工業がAIサーバーの出荷倍増とCPO(光電融合)スイッチの展開を見込むほか、勤誠興業の冷却システム、力成科技や群創光電のFOPLP(ファンアウト・パネルレベルパッケージング)など、通信遅延や熱問題を解消する次世代技術や、エッジAI・ロボット向け部材の供給網入りが本格化しています 。
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