リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2026年7月1日
機械業界 新刊速報記事番号:T00129372

【トピック1】台湾機械伝動設備製造業、ロボット需要で成長
2026年第1四半期は、関税摩擦の緩和とヒューマノイドロボット関連需要により、生産額・販売額ともに成長トレンドを維持しています。半導体先端パッケージングやAI需要を取り込み、直得科技(チーフテック)や上銀科技(ハイウィン)など主要企業の業績も大きく上向いています。
【トピック2】大連化工の純利益3倍に──日台連携で中国の規模の経済に対抗
石化大手の大連化工は、中東情勢の緊迫や中国の生産拡大を緻密に予測し、工場へのAIロボット導入等を進めた結果、2026年1〜4月の純利益を前年同期の3倍へと急拡大させました。同社は汎用品の価格競争を避け、最先端材料技術を持つ日本企業との連携で、台湾の半導体材料市場へ参入する「日台アライアンス」を提唱しています。
【トピック3】ラーガンがCPO参入、光通信部品を第2の成長エンジンへ
スマートフォン向け光学レンズ最大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)は、AIデータセンター向けの光通信需要を見据え、コパッケージド・オプティクス(CPO)用の光ファイバーアレイユニット(FAU)部品開発に着手しました。長年培った超高精度の光制御技術を活かし、次世代通信の要となる新事業を育成します。
【トピック4】台湾ゴム・プラスチック機械、26年は逆風続く──EV向け等で明暗
台湾ゴム・プラスチック加工用機械設備製造業の2025年の生産額は前年比5.47%減となり、2026年1〜2月も同23.85%減と厳しい状況が続きました。米国の関税影響や中東情勢緊迫による原油高などが設備投資を抑制しています。一方で、エコカー(EV)向け需要などを取り込んだ富強鑫精密工業(FCS)が2025年に前年比12.22%の増収を記録するなど、成長分野へのシフトが明暗を分けています。
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