5分でわかる台湾の人気ECサイト <前篇>台湾EC市場の概要


リサーチ マーケティング 台湾事情 その他 作成日:2021年6月17日

Y'sの業界レポート

5分でわかる台湾の人気ECサイト <前篇>台湾EC市場の概要

記事番号:T00096723

 政府機関の交通部に属する台湾網路資訊中心(台湾ネットワーク・インフォメーション・センター、TWNIC)の最新調査によると、2020年台湾人のインターネット利用率は83%で、英米日韓4カ国と同水準である。さらに利用者年齢を分析すると、56歳以上の利用率は60%に留まっているが、12歳〜55歳の利用率は95%を超えている。なお、12歳以上のネットショッピング利用率は60%で、昨年より6%減少したが、新型コロナウイルス拡大の影響により、支出額は大きな伸びを示し、一人あたりの月間支出額は昨年の2,661台湾ドル(約10,112円)から3,217台湾ドル(約12,225円)へ成長した。
 

台湾EC市場は右肩上がりで成長中

 新型コロナウイルスの影響が広がり、ヒト・モノの移動や各国の経済活動が強く制限されるなか、EC市場はますます拡大している。経済部統計処の統計データによると、2020年台湾インターネットショッピングの売上高は3,400億台湾ドル(約1兆3,080億円)を超え、過去最高記録を更新した。2021年も引き続き成長し、対前年比成長率は15%以上を維持する見込みである。
 

 

台湾で人気が高いECサイト

 冬海集団(Sea Group)は2015年に台湾で子会社の「楽購蝦皮台湾(Shopee Taiwan)」を設立し台湾EC市場に参入した。わずか数年間で利用者が大幅に増加し、2020年にECサイト訪問者数ランキングで1位を獲得した。その他には、ポータルサイトのPChomeやYahooが提供するネットショッピングサービスや、テレビ通販のmomoとETMallが運営しているネット通販も利用者が多い。なお、中国・阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)のECサイト、淘宝(タオバオ)はこれまで3回も台湾進出をしたものの、当局に中国資本と認定されたため、2020年末に台湾から完全撤退となった。

 ▽Shopee▽PChome▽momoは人気ECサイトとして台湾の消費者に愛用され、3社とも会員登録者数が台湾人口の半数近くを占める1千万人を超えている。なお、3社が提供するサービスの特徴や主要顧客層は明日(6/18)の記事「台湾人気ECサイトTOP3」で詳しく紹介する。

 

 

 

 

鍾晴

鍾晴

ワイズリサーチ

日本企業が台湾に進出するためのフィジビリティ・スタディを中心に、毎日台湾産業界の最新情報を収集・更新している。ECサイトの運営概況と特徴、商業施設の顧客層と経営概況などのB2C業界調査のほかに、半導体や医療機器・設備の業界調査も担当し、お客様から高い評価を獲得した。

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