セミナー

記事番号:T00069493
2017年3月16日14:36

〜ビジネスパーソンの永遠の課題〜

異文化コミュニケーション科学

オープンセミナーPlayback

開催日:2017年3月7日(火)、11日(土)

講師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志

   ワイズコンサルティング アソシエイト 王曉薇

 

 皆さまはコミュニケーションが上手に取れていますか?会社では部下や同僚、はたまた本社の方と、家庭では奥さまや子どもさんと、さらにご友人やご両親とはどうでしょうか?

 日本人同士でも簡単にはいかないと感じませんか?文化の異なる台湾人とではなおさら簡単ではないです。それでは、どうやったらコミュニケーションを取りやすくなるのでしょうか?そのヒントを学習しました。

●第1講 音声学から見た異文化コミュニケーション術

 コミュニケーションの目的は「伝えることではなく、伝わること」です。声の伝達を科学的に分析しながらコミュニケーションについて考えます。

 講師の王曉薇は音声学の博士課程を学びました。「音声学」を知っていますか?物理的に言語音を可視化して、その特性を記録、分析する学問です。大きく3つ、声の「発出・伝播・聴取」から成ります。

1.声の発出:話し手がどうやって声を出すか

2.声の伝播:空気中を伝わる声をどう表現するか

3.声の聴取:聞き手がどう聞くか

 ヒトが受け取った「声」という音波は内耳で電気信号に変換され脳に伝達されます。脳内の情報と照合されて“理解”に至ります。声は3つの要素「周波数・音量・発話速度」から構成されます。初めて台湾に来た頃、台湾人の話し声が大きく煩わしく聞こえた経験はありませんか?

 これには科学的理由があるのです。実は、日本語と中国語では良く使われる周波数帯が異なります。日本語は125~1,500ヘルツ(Hz)帯、中国語は500~3,000Hz帯です(図1)。そのため中国語を聞き慣れない日本人にとっては1,500Hz以上の周波数は脳が言語として認識せずに雑音と見なすのです。

 日本語ではイントネーションや語尾を変化させることで感情表現ができます。それに対して中国語はイントネーション(四声調)が変わると意味合いが異なりますので言葉全体の速度や強弱、語尾を使って感情表現します。

 これ以外にも学習したことは多々ありましたが、紙面の関係上、ご紹介はここまでとさせていただきます。

 

/date/2017/03/15/20column_2.jpg図1 各言語で使われる周波数(立志スクールのホームページを参照にしてワイズコンサルティングが編集)

第2講 その他の異文化コミュニケーション術

 コミュニケーションを取る上での日本と台湾の文化やビジネス習慣の違いを知っていただいた上で、より良いコミュニケーションを取る2つの方法「ボディーランゲージ、エニアグラム」をご紹介しました。

 文化や習慣の違いのポイントは「日本語ができても日本人ではない」、「正論であるか否かにかかわらず遠慮なく意見や要求を言ってくる」点です。日本には根底に「和」や「礼」を重んずる習慣がありますが外国人には理解し難いものです。

 日本語を話せるからといっても必ずしも日本的な発想をしているとは限らず、日本人ではないということは常に念頭に置かなければなりません。また、根拠もなく「取りあえず言ってみる」的な行動もよく見受けられます。例えば「わが社の給与水準は低いです」と言います。経営者がこれをうのみにして給与が上がることを期待しているだけです。「具体的にどこがどう低いのかね?」と聞くと合理的な説明ができないものです。

 ボディーランゲージには相手にポジティブに見えるものとネガティブに見えるものがあることを学びました。これらを活用すれば相手より有利な交渉ができます。

 エニアグラム:ワイズの経営塾、管理者講座に参加された方々には、その有用性がもう理解いただけているかと思います。エニアグラムを使って自分のタイプを知れば、より自分自身のモチベーションを保ったりコントロールしやすくなります。講師の吉本自身もエニアグラムを使って「自分が悪い方向へ向かう前兆」を知ることで対策をしています。さらに相手(上司、部下、交渉先)のタイプを知ることにより、相手のマインドを巧みにコントロールできてコミュニケーション力が向上します。部下の指導や組織の活性化にエニアグラムを活用したい方は、ワイズの経営塾、管理者講座にお申し込みください。

 このようにコミュニケーションはその科学的原理や少しのノウハウを習得すれば、改善ができるということが分かりました。

 

=========セミナー概要=========

ビジネスパーソンにとって「コミュニケーション」は永遠の課題です。
特に在台日系企業において、異文化間のコミュニケーションはさらに重要です。
弊社では新しい切り口ーー音声学という視点からコミュニケーションを深める方法をご紹介いたします。
「台湾人幹部と話が通じない」「相手が何を考えているのかを知りたい」とお困りの方は是非ご参加を!

※本セミナーは両日開催となっております。2日間とも同じ内容です。ご希望日をお選び下さい。
3月11日(土)開催はこちら⬇

https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/68913.html

【第1講】

〜声の伝達を科学する〜

「音声学からみた異文化コミュニケーション術」

講師:ワイズコンサルティング アソシエイト 王曉薇

【第2講】

〜知らないと大損!〜

「その他の異文化コミュニケーション法」

講師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志

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日時:3月7日(火) 14:00〜16:30

会場:ワイズコンサルティングセミナールーム
         台北市中正区襄陽路9号8階

定員:20名

使用言語/テキスト:日本語

参加費用(お一人様、税込):

労務顧問会員:   無料
リーガル会員:   無料
機械ジャーナル:無料
ニュース会員:   1,000元
一般参加:         2,000元