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報告掲載!【12月22日開催】「ボーナス徹底研究!春節賞与、まるごと大辞典」セミナー


セミナー 経営 人事労務 台湾事情 作成日:2016年9月22日

オープンセミナー 日本人経営者

報告掲載!【12月22日開催】「ボーナス徹底研究!春節賞与、まるごと大辞典」セミナー

記事番号:T00068193

ボーナス徹底研究!
春節賞与、まるごと大辞典

オープンセミナーPlayback

開催日:2016年12月22日(木)

講師:

第1講 ワイズコンサルティング代表 吉本康志

第2講 ワイズリサーチ副理 段婉婷

第3講 ワイズコンサルティング 王曉薇

第4講 ワイズコンサルティング経理 佐々木緑

 今年の台北は例年になく暖かい日が多く冬らしさに欠けますが、すでに年末を迎えようとしています。これからの楽しみと申しますと、「尾牙(忘年会)」と「年終奨金(年末賞与)」ではないでしょうか。ということで、ワイズは今年も恒例の賞与調査を行いました。ご協力頂きました160社の企業の皆さま、誠にありがとうございました。

第1講 在台日系企業賞与調査報告

 今年も行いました賞与調査ですが、その前に16年の業績予測と17年の業績見通しも同時に調査しましたので、ご報告致します(図表1)。今期16年の業績見通しは72%の企業が横ばい以上、減収は26%となりましたが、さて賞与の方はどうなったでしょうか?
/date/2016/12/23/20seminar1_2.jpg

 結論から申しますと、年末賞与の平均は2.00カ月でした。年間総賞与は2.92カ月との結果です。過去5年間の年末賞与平均を見ましても2カ月前後と大きな変動はありません。

 次に固定賞与と変動賞与の支給状況ですが、「変動賞与のみ支給する」と答えた企業が半数弱を占めました。さらに詳細な「業態別」「業種別」「業界別」「規模別」「エリア別」の賞与支給月数と過去比較のほかに、役職群別の支給金額や支給決定の要因、時期、算定ベースも詳しく調査しました。それをまとめた第1講の資料は77ページにも及びました。ご参加された方々は非常に貴重な情報を手に入れられたことになります。

 

第2講 台湾企業の賞与事情とトレンド

 台湾企業の年末賞与ですが、人材紹介会社104の調査によりますと平均は1.27カ月でした。業界別のトップは「金融保険・会計統計」業の1.76カ月でした。鴻海精密工業、台塑集団(台湾プラスチックグループ)、日月光半導体製造(ASE)、遠東集団(ファーイースタン・グループ)や銀行など、大手企業の予測支給月数もご紹介しました。

 台湾人の年末賞与に対する考え方を調べましたところ、74%が「1年間の仕事へのねぎらいとして支給すべき」と考えており、43%が「個人差はつけた方がよい」と思っています。

/date/2016/12/23/20seminar2_2.jpg春節賞与は従業員にとっては会社からの評価が伝わる重要なイベントです。それだけに、熱心に聞き入る方がいつもにも増して多いように感じられました

第3講 徹底比較、日台賞与関係法令

 今回初めて講演を行いました会員サービス部所属の王曉薇は、労務顧問会員様向けの労務回答の担当です。関係当局からの情報収集にも長け、正確丁寧な回答を心掛けております。

 

 ここでは賞与に関わる台湾と日本の法律上の違いを説明しました。台湾では労働基準法第29条に「賞与・配当支給の義務」の項があり、決算で利益が出た場合には支払うことが義務付けられています。従いまして、企業は就業規則などに賞与支給事項を盛り込むことが求められます。また、三節祝儀金やストック・オプション、持ち株配当も賞与として見なされます。

 最後に労務質問で見受けられる「休職者の賞与をどのように計算、支給したらよいか?」についての解説を行いました。

 

●第4講  合理的な賞与分配システムの紹介

 従業員に賞与はもらえて当然(権利)と誤解させないよう、また、不平不満を避けるためにも事前に賞与の定義を明確に従業員へ伝えることが望ましいといえます。経営者側には「貢献度の高い従業員により多くの賞与を与えたい」との思いがありますので、それを合理的に実施するためには、業績連動型の賞与体系と、それを評価と連携して透明かつ合理的に分配する制度(仕組み)が不可欠です。

 業績連動型の賞与体系とするためには、例えば税引後当期利益のN%などの具体的な数値基準を設けるのが便利です。

 評価と連携させた分配方式とするためには、評価制度と賃金制度を一元的に考え上げた「人事制度の構築」をお勧めいたします。評価制度には、MBO(目標管理)とPES(能力評価)を併用することで透明かつ合理的な評価を行うことができます。弊社では、モラールサーベイや幹部へのヒアリングなども行い「経営者の思い」が込められた人事制度を構築するお手伝いをさせて頂いております。

 そこでは、MBOとPESの評価結果から、どのように賞与や昇給・昇格に反映させるかも明確に定義されます。詳しく知りたい方は弊社までご一報ください。

 

=========セミナー概要=========

お待たせいたしました!
今年も「春節賞与セミナー」を開催いたします。

従業員がそろそろ気にする「春節賞与」
経営者・経営幹部の皆さまも毎年頭を悩ませていることと存じます。
今年は4つの角度から春節賞与を解説します。ぜひご参加ください!

参加費用がお得になるアンケートも実施しております。
アンケートにご協力いただきますと、賞与レポートダイジェスト版を贈呈いたします。

ご協力お待ちしております!

 

アンケートにご協力いただける方はこちらまでご連絡下さい。(提出〆切12月14日18時)
(日本語版・中国語版どちらもご用意しております)

seminar@ys-consulting.com

アンケートの受付は終了致しました。ご協力いただいた皆さまありがとうございました!


【第1講】

今年もやります!
在台日系企業賞与調査報告

講師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志

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【第2講】

台湾企業はどうしてる?
台湾企業の賞与事情とトレンド

講師:ワイズリサーチ 副理 段婉婷

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【第3講】

賞与に関する法律は?
徹底比較、日台賞与関係法令

講師:ワイズコンサルティング 王曉薇

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【第4講】

賞与に不満を残さない!
合理的な賞与分配システムの紹介

講師:ワイズコンサルティング 経理 佐々木緑

 

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日時:12月22日(木)14:00〜17:00

会場:中国文化大学
         台北市建国南路2段231号

使用言語/テキスト:日本語

参加費用(お一人様、税込):

 労務顧問会員        2,000元
 リーガル会員        2,000元
機械ジャーナル      2,000元
 ニュース会員        3,000元
 一  般  参  加        4,000元

※アンケートご協力企業様はセミナー参加費用を1,000元引きいたします。

※アンケートにご協力いただき、セミナーにもご参加いただいた方には賞与レポートのフルバージョン(定価5,000元)を贈呈!(後日送付)

※アンケートの受付はすでに終了しております。

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