セミナー

記事番号:T00070184
2017年4月24日16:03

〜情報漏えい、労働争議、与信、BCP…〜

経営者のリスクマネジメントのやり方 

 

オープンセミナーPlayback

開催日:2017年4月20日(木)

講 師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志

    ワイズリサーチ 副理 段婉婷

    ベクトル台湾 総経理 木下研生氏

 

 企業にとってリスクマネジメントは非常に重要なテーマです。事の大きさによっては経営者の進退問題だけでは済まされず、企業存続の危機にまで発展することがあります。そうでなくとも企業は社会的信用を著しく下げることになります。

 台湾法人を預かる責任ある経営者の皆さまにおかれましては、十分なリスク対策を行うべきことにお気づきになられたセミナーとのお声を頂きました。

●第1講 リスク管理の重要性と経営者が考えるべきこと

 企業存在にも関わるリスク管理は人任せにはできません。経営者が自ら考え、方針を決める必要があります。一言にリスクマネジメントと言いましてもリスクの発生を「事前」と「事後」に分けて考える必要があります。(図A)事前の予防や抑制を行なう「リスク・アセスメント」(第2講)と事後の初期対応を行う「クライシス・マネジメント」(第3講)です。

 最近の記憶に新しいところでは、台湾メディアの不正確な報導により日系企業2社に想定外のリスクが及びました。ワイズニュースでは事実関係の取材を徹底しておりましたので、会員の皆さまには正確な情報を届けできました。

 今後想定されますリスクは、朝鮮半島問題、中国の韓国企業排除に見る台湾企業への波及、いつ起こるか分からない感染病や天災、労働争議や訴訟問題、機密や情報の漏えい等々です。

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●第2講 リスクアセスメントのやり方

 リスクに備える。リスクは発生してから対応するのでは全てが後手に回ってしまいます。そこで事前に想定されるリスクを見つけ出して、その被害程度を見積もり、対応方法を講じておくことが望ましいです。

 その手順は5つのステップからなります。(図B)どの企業にも必要な情報セキュリティーのリスクマネジメントですが、2年前のワイズ調査では7割以上の日系企業が対応しておりませんでした。そこで事例として具体的なアセスメントのやり方を解説いたしました。参加者の皆さまには、その場で「5分でできる情報セキュリティー診断」を行っていただき自社の「危険度」を知ってもらいました。この記事を見て診断を希望される方はワイズの営業担当までお尋ねください。

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●第3講 リスク対応のやり方

 昨今の急速なネット発展に伴い、誰もがメディアやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)、BBS(電子掲示板)を使って多くの情報を双方向でやりとりできる世界となりました。その際、必ずしも正しい情報が伝わらないのが現状であり、リスクの1つと言えます。

 そこで最近注目されているのが、クライシス・マネジメント(危機管理)の中のクライシス・コミュニケーション(危機管理広報)です。(図C)リスクが起きてしまった後は、いかに被害を最小限に抑え込むかが重要となります。

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 これまでもニュースでご覧になったことがあるかと思いますが、リスク発生時の初期対応を間違えると、取り返しのつかないことになる場合があります。特に悪い情報は尾ひれが付いて瞬く間に広がってゆきます。

 そこで初期対応において必要視されるのがメディア等を含めた情報コントロールです。また吉本のコラム(https://www.ys-
consulting.com.tw/column/l/7/206/)をご覧の方は「リカバリーショット」の大切さを感じておられると思われます。リスク対応においても企業の信用を早期に回復するリカバリーが必要不可欠といえます。メディア界に精通して多くの実績とノウハウを持つベクトル社より、その具体的な方策を失敗と成功の4つの事例を交えて説明しました。

 ポイントは3つです。その1つ「3つ目のポイント」を紹介しますと、「起きたことに対して、スピード感を持ち真摯(しんし)に対処すること」です。メディアからの情報は時間経過とともに次々に別メディアへ伝播して拡散します。意図しないところで火に油を注がれないよう、メディア対策が必要不可欠です。対策が長期化すればするほど対策は減り、コストは増大しますので、発生初期からの対応スピードが最も重要となります。そして、リスク対応が落ち着いてきたら企業信用を回復するための方策を施します。

 ベクトル社では事後のメディア対策に限らず、事前対策として自社名や製品がネット上に掲載されているかどうかをモニターするサービスも提供しております。

 また、これだけは覚えておいてほしい危機対応に失敗しないための「5つのS」をご紹介しました。リスク管理には、相応の知識と経験、ノウハウが必要となります。自力でリスク管理体系を構築するのは人材資源やコスト面での負荷が多く掛かります。セミナーを聞かれて少しでも危機意識を感じましたら、気軽にワイズの営業までご連絡ください。

 

=========セミナー概要=========

「自分の会社は大丈夫?」

他社のニュースを見てふと思ったことはありませんか?

今回の弊社とベクトル台湾とのコラボセミナーでは、リスクマネジメントのやり方を紹介し、

自社のリスクを客観的にチェック・対応する方法を学習いただけます。

ご参加をお待ちしております!


【第一講】

〜リスク管理は経営者の仕事〜

「リスク管理の重要性と経営者が考えるべきこと」

◎リスクアセスメント・危機管理・リスクマネジメントの関係
◎過去の日系企業のリスク発生事例の紹介
◎今後予想される在台日系企業のリスクとは?

講師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志

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【第二講】

〜リスクを予防・回避する〜

「リスクアセスメントのやり方」

◎リスクアセスメントとは?
◎リスク特定・リスク分析・リスク評価のやり方
◎リスク対応策の作り方

講師:ワイズリサーチ 副理 段婉婷

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【第三講】

〜発生時のリスクを最小限にする〜

「リスク対応のやり方」

◎発生時の重点は情報コントロール
◎リスク発生前からモニタリングしておくべきこと
◎リカバリーフェーズの重点

講師:ベクトル台湾 木下研生(総経理)

 

 

【開催詳細】

日時:4月20日(木)14:00〜17:30

会場:ワイズコンサルティング セミナールーム
         台北市中正区襄陽路9号8階

使用言語/テキスト:日本語

参加費用(お一人様、税込):

 労務顧問会員        1,000元
 リーガル会員        1,000元
機械ジャーナル      1,000元
 ニュース会員        2,000元
 一  般  参  加        3,000元