ニュース 政治 作成日:2023年5月8日_記事番号:T00108817
台湾有事米バイデン政権は「緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)」と呼ばれる武器放出権限に基づき、台湾に5億米ドル規模の軍備を供与する方向で調整しているもようだ。PDAは米国がウクライナへの軍事支援の根拠として、37回にわたり行使したが、台湾を巡る行使は初となる。ブルームバーグ電を引用して7日付聯合報などが報じた。
報道内容について、台湾国防部は、台湾レジリエンス強化法案の一部であり、米軍の在庫で武器供与の遅れによる防衛の不足部分を補うものだ」として、期待感を示した。
米国は連邦予算案の一部として、PDAによる台湾への10億米ドル相当の軍備供与を認めている。大統領は緊急時に議会の承認なく、米軍の武器在庫で台湾への支援を行うことができる。
一方、邱国正・国防部長は4日、台湾海峡情勢が2年前は「Bレベル」だったとすれば、現在は「Aレベル」かと問われたのに対し、「まだAレベルには達していないが、Bプラスのレベルにエスカレートした。軍に油断の余地はない」と述べた。
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