ニュース 医薬 作成日:2023年5月22日_記事番号:T00109058
台湾有事21日付自由時報によると、中国の遺伝子解析最大手、深圳華大基因(BGI)は、台湾域内の代理店を通じ、台湾全土200カ所以上の産婦人科や小児科の病院、診療所のほか、台北市立聯合医院や衛生福利部(衛福部)傘下の病院にも製品を供給している。業界関係者によると、科学研究プロジェクトでは域内の代理店が、実験室名義で研究機関などを通じて入手した検体を、検査コストの安い中国、または中国企業の東南アジア子会社など海外に送付している。中央研究院(中研院)細胞・個体生物学研究所の呉金洌・客員研究員は、台湾人や台湾の農林水産物の遺伝情報が中国に流出する恐れがあると警告した。
ロイターは2021年、BGIと人民解放軍が共同開発した非侵襲的出生前検査「NIFTY」を通じて世界中で収集された数百万人に上る女性の遺伝子情報が、中国政府に提出される可能性があると報道していた。
中国の同業、諾禾致源(ノボジーン)も代理店の名義で台湾に進出しているとされる。
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