ニュース 政治 作成日：2023年5月29日_記事番号：T00109193
台湾有事国防部は27日、中国軍の空母「山東」を含む艦艇3隻が同日の正午ごろ、台湾海峡の中間線の中国側を北上したと発表した。中央社電が伝えた。
26日の中国軍機の飛行経路（国防部リリースより）
国防部は27～29日、26日午前6時～29日午前6時に台湾周辺の空域で、中国軍機が▽26日、延べ33機、▽27日、8機、▽28日、9機──活動し、うち台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏（ADIZ）に侵入したりした軍機は▽26日、12機、▽27日、5機、▽28日、1機──だったと発表した。中国艦艇は台湾周辺の海域で、▽10隻、▽11隻、▽3隻──の活動を確認した。
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は4700機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1826機となった。
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