ニュース 政治 作成日:2023年6月5日_記事番号:T00109335
台湾有事台北市で5月中旬に、中台間で戦争が勃発する直前のさまざまな状況を想定し、台湾と日本の当局者が共同で兵棋演習(軍事シミュレーション)を行う「台日戦略対話」が初めて実施されたとの5日付中国時報について、国防部は5日、内容が事実と異なると否定した。消息筋によると、当局によるものでなく、4年連続で開催しているフォーラムだ。
5日付中国時報は、軍事シミュレーションには日本から、▽自衛隊、▽防衛省、▽経済産業省、▽外務省、▽警察庁、▽海上保安庁──の現役職員が参加し、台湾海峡における危機的状況が一定水準に達した場合に実行される邦人退避プランの分析などが行われたようだと報じていた。
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