ニュース 政治 作成日：2023年6月19日_記事番号：T00109598
台湾有事イタリア元老院（上院）のジャン・マルコ・チェンティナイオ副議長は19日午前、蔡英文・総統と会談した。蔡・総統は、ミラノに今年、在外公館、駐ミラノ台北弁事処を開設するほか、台商（海外で事業展開する台湾系企業）が投資拡大や工場設置を発表しており、強靭（じん）な民主主義のサプライチェーンを構築したいと語った。19日付自由時報などが報じた。
蔡・総統（右）とイタリアのチェンティナイオ副議長（左）（総統府リリースより）
チェンティナイオ副議長の滞在は14〜19日の予定だ。
ポーランド代議院（下院）外交委員会のバルバラ・バルトゥシュ副主席率いる超党派議員団も同日、蔡・総統と会談した。蔡・総統は、ポーランドがウクライナの難民を受け入れていることに触れ、ウクライナの再建に協力すると述べた。ポーランド議員団は18〜22日まで滞在する。
蔡・総統（右）とポーランドのバルトゥシュ副主席（左）（19日＝中央社）
また、欧州議会外交委員会の議員で、安全保障・防衛小委員会のラサ・ユクネヴィチエネ副主席率いる議員団が訪台している。18〜23日の滞在期間に蔡・総統と会談する予定だ。
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