ニュース 政治 作成日:2023年6月28日_記事番号:T00109730
台湾有事国防部作戦・計画参謀次長室統合作戦計画処の林文皇・処長は27日の記者会見で、今月24日に中国軍機が中間線を越え、台湾沖24カイリ(約44キロメートル)近くまで飛行した問題について、中国軍の航空機や船舶が警告を無視して台湾の領空、領海に侵入した場合、台湾軍は命令を受けて自衛のための反撃を行い、台湾海峡の安定と平和を維持すると強調した。28日付自由時報が報じた。
台湾は、海岸線から12カイリ沖までを「領海」とし、その外側の12カイリ沖までを「接続水域」と定めている。24日に中間線を超えた中国軍機は8機で、うち2機が澎湖諸島から24カイリ沖に接近した。
これについてある退役軍人は、中国は台湾海峡周辺空域における突破口を探っているとの見方を示した。
また2021年9月に台湾上空で確認された気球について台湾当局は気象観測用との見解を示したが、英BBCのドキュメンタリー番組「パノラマ」でこのほど、専門家の発言として、この気球が米国や日本で確認された偵察気球に似ていると伝えられた。これに関連して林・処長は、気球が台湾に脅威を及ぼすものであれば、必ず撃墜して破壊すると語った。
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