ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《台湾有事》中国軍機、台湾沖24カイリに接近【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2023年6月26日_記事番号:T00109677

台湾有事

《台湾有事》中国軍機、台湾沖24カイリに接近【図表】/台湾

 国防部は24日、中国軍機8機が中間線を越え、台湾沖24カイリ(約44キロメートル)近くで活動したのを確認したと発表した。台湾は、海岸線から12カイリ沖までを「領海」とし、その外側の12カイリ沖までを「接続水域」と定めている。中央社電が伝えた。

/date/2023/06/26/17pla_2.jpg24日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)

 ブリンケン米国務長官は18~19日、北京を訪問し、中国の習近平・国家主席らと会談した。20日、米沿岸警備隊の船舶が台湾海峡を航行した。

 国防部は、台湾周辺の空域で21日午前6時~26日午前6時に、中国軍機が▽21日、延べ29機、▽22日、9機、▽23日、8機、▽24日、21機、▽25日、9機──活動し、うち21日に4機、23日に1機が、台湾の南東や南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、24日と25日にそれぞれ8機、2機が中間線を越えたと発表した。中国艦艇は台湾周辺の海域で、▽10隻、▽5隻、▽5隻、▽5隻、▽5隻の活動を確認した。

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は5000機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1914機となった。

/date/2023/06/26/17aircraft_2.jpg

台湾有事