ニュース 政治 作成日:2023年6月30日_記事番号:T00109782
台湾有事国防部は30日、29日午前6時~30日午前6時に台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ9機、艦艇4隻が活動し、うち軍機1機が台湾の南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。
29日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は5000機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1925機となった。
国防部は30日午前、30日午前8時ごろ、中国軍機24機、艦艇5隻を確認し、うち軍機11機が中間線やその延長線を越えたと発表した。また国防部は、米国政府が、台湾に総額4億4020万米ドルの武器売却を決めたと発表した。
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