ニュース 政治 作成日:2023年8月10日_記事番号:T00110493
台湾有事国防部は10日、9日午前6時~10日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ33機、艦艇6隻が活動し、うち軍機10機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線を越えたり、台湾の南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。
9日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
自民党の麻生太郎・副総裁が7〜9日に訪台し、8日の講演で、台湾有事を念頭に「戦う覚悟」と発言したり、蔡英文・総統と会談したことに反発したとみられる。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は5600機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2138機となった。
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