ニュース 政治 作成日：2023年11月20日_記事番号：T00112311
台湾有事国防部は20日、19日午前6時～20日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ21機、艦艇7隻が活動したのを確認したと発表した。戦闘機「蘇愷30（スホイ30）」、「殲10（J10）」、早期警戒管制機「KJ500」など9機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線上を越え、台湾の北部、中部と南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入し、艦艇と合同訓練を行ったのを確認したと発表した。
19日の中国軍機の飛行経路（国防部リリースより）
国防部は17日と18日、中国軍機は、▽17日、延べ13機、▽18日、8機──、中国艦艇は、▽17日、5隻、▽18日、6隻──が活動し、うち17日に2機、18日に1機が南西の防空識別圏に侵入したのを確認した。
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は7100機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2661機となった。
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