ニュース 政治 作成日:2023年12月12日_記事番号:T00112723
台湾有事国防部は11日、中国海軍の空母「山東」が、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線の西側(中国側)を、北から南に向かって航行したと発表した。国防部は、今年9月と10月にも西太平洋で山東の合同訓練を確認していた。
国防部は12日、11日午前6時~12日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ20機、艦艇9隻が活動し、うち軍機1機が台湾の南東の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。11日は、2024年1月13日に投開票が行われる総統選挙の候補者番号の抽選会が行われていた。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は7300機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2731機となった。
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