ニュース 政治 作成日:2023年12月18日_記事番号:T00112817
台湾有事国防部は18日、中国の偵察用気球2機が17日午前9時03分と午後2時43分に、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線を越え、基隆市の北西110カイリ(約204キロメートル)の空域を高度2万7000フィート(約8.2キロメートル)で東へ飛行し、それぞれ午前9時36分、午後4時35分に姿を消したと発表した。中国の偵察用気球を確認したと発表したのは12月8日以来、2度目だ。
17日の中国軍機と偵察用気球の飛行経路(国防部リリースより)
このほか国防部は、中国軍機は▽15日、延べ27機、▽17日、6機、中国艦艇は、▽15日、9隻、▽16日、3隻、▽17日、2隻──の活動を確認し、15日は軍機10機が中間線やその延長線を越えたり、台湾の南西や北部の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、17日は軍機1機が台湾の南西の防空識別圏に侵入したと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は7400機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2748機だった。
【ワイズPRです】
台湾ニュースを耳より!忙しい毎日のお供に、ワイズニュースを音声ダイジェスト版でお届けします。YouTube、各種ポッドキャスト、ワイズホームページで配信。
検索は、「耳よりワイズ、音声ダイジェスト」
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】
https://www.ys-consulting.com.tw/pr/390.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722