ニュース 政治 作成日：2023年12月22日_記事番号：T00112915
台湾有事米国時間11月15日にカリフォルニア州サンフランシスコ郊外で行われたバイデン米大統領と中国の習近平・国家主席との首脳会談について米NBCニュースは20日、会合では習・国家主席がバイデン大統領に対し、米国の軍関係者がたびたび、中国軍が2027年、または35年に台湾へ武力侵攻するとの見方を示していることについて間違いだと否定し、期限は設定していないと語ったとみられる。22日付自由時報が報じた。
NBCニュースは、中国側はバイデン大統領に対し、中台の平和的統一という中国の目標を支持し、台湾独立（台独）を支持しないと公式に表明するよう事前に求めたが、ホワイトハウスは拒否したと報じた。
NBCニュースの報道によると、米中双方の政府関係者十数人が出席したグループ会合の際の発言とされる。
米国家安全保障会議（NSC）のジョン・カービー戦略広報調整官は20日、NBCニュースの報道について質問を受け、米国は▽台湾独立、▽現状の一方的な変更、▽武力行使──を支持しないと、改めて米政府の立場を示した。
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