ニュース 政治 作成日:2024年5月10日_記事番号:T00115250
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署は9日、中国で海上警備を担う海警局の船舶4隻と、中国当局の海事部門や漁業部門などの船舶7隻の計11隻が同日午後3時ごろ、福建省アモイ市に近い台湾の離島、金門県の南側に台湾が設定した「禁止・制限水域」(中国船の航行が禁止、制限される海域)に侵入したと発表した。海巡署が巡視船6隻を派遣して継続航行を阻止し、中国の11隻は午後4時半に同水域を離脱した。旺報が報じた。
海巡署は、両岸の平和と航行の安全のため、理性的でない行為をやめるよう呼び掛けた(海巡署リリースより)
海巡署によると、海警局の船舶が他の中国当局の船舶と編隊を組んで金門の「禁止・制限水域」に侵入したのは初めて。
最近は海警局の船舶が金門の「禁止・制限水域」に侵入する頻度が高まっており、5月20日に発足する頼清徳・次期政権への圧力強化が狙いとみられている。
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