ニュース 政治 作成日:2024年7月5日_記事番号:T00116262
台湾有事国家安全局(国安局)の蔡明彦・局長は4日、メディアの取材に対し、台湾のあるテレビ局が放送する政治討論番組の制作に中国の国営通信社、新華社の台湾駐在記者が関与しているとの疑惑について、入手した各種情報を関連機関に提供しており、既に法務部調査局が立件して捜査を開始したと述べた。5日付自由時報が報じた。
陸委会の梁文傑・副主任委員は、行政当局が聴取可能な団体や個人については、新華社の記者を含め、全員の聴取を終えたと語った(4日=中央社)
蔡・局長は、行政機関による調査では一部困難な面があり、司法当局による捜査では閲覧可能な資料の範囲も広いと指摘した。
一方、対中政策を担う大陸委員会(陸委会)の邱垂正・主任委員は同日、文化部や国家通訊伝播委員会(NCC)といった監督機関が権限に基づき、関連する団体や個人から事情を聴取していると説明した。新華社の記者が番組制作に関与しているとの「事実が確認された」とは言っていないと強調した上で、具体的な証拠が見つかれば司法機関に提出すると語った。
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