ニュース 政治 作成日:2024年7月8日_記事番号:T00116296
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)の巡視船「台中」は5日午前10時半ごろ、澎湖諸島の北に位置する離島、目斗嶼から北西へ30カイリ(約56キロメートル)、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線から東(台湾側)へ3.5カイリの海上を、中国で海上警備を担う中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶「14609号」が航行しているところを発見した。海警局の船が近くで操業していた台湾の漁船3隻に接近したため、台湾の漁船の合法的な航行と操業を妨害しないよう中国側に警告した。6日付自由時報が報じた。
中国海警局が今月2日、金門県沖を航行していた台湾の漁船を拿捕(だほ)した後、3日夜にも同海域で台湾漁船を排除しようとしたほか、4日には澎湖南の七美嶼南西沖や目斗嶼北西の台湾が公海と主張する海域に、中国海警局の船舶が相次いで出没し、台湾の漁船に同海域から離脱するよう警告していた。
一方、基隆市の漁船「福洋266号」が5日に尖閣諸島(沖縄県石垣市、中国名・釣魚島)周辺で操業中、船長と船員が日本の海上保安庁の巡視船に拘束された問題では、台湾の駐福岡弁事処や農業部漁業署の仲介を経て船主が約600万円の罰金を支払い、同日午後6時ごろ、船体とともに釈放された。
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