ニュース 政治 作成日:2024年7月8日_記事番号:T00116297
台湾有事国防部は8日、7日(8日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ14機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機13機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、中部や南東、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
7日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から35カイリ(約65キロメートル)まで接近した(国防部リリースより)
5日(6日午前6時までの24時間)は、中国軍機延べ30機、中国艦艇9隻を確認した。うち23機が台湾海峡の中間線を越え、北部、中部、南東、南西の防空識別圏に侵入した。午前6時55分から、中国軍の戦闘機「殲16(J16)」など26機が台湾周辺の空域で活動し、うち軍機20機が中間線を越えて防空識別圏に侵入し、中国の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行った。
6日(7日午前6時までの24時間)は、中国軍機延べ15機、中国艦艇10隻を確認した。うち軍機14機が中間線を越えて中部、西南西、南東の防空識別圏に侵入した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計2289機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1200機となった。
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