ニュース 政治 作成日:2024年7月11日_記事番号:T00116365
台湾有事国防部は11日、10日(11日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ66機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機56機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部と南東、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
10日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から33カイリ(約61キロメートル)まで接近した(国防部Xより)
国防部は、10日午前5時20分から中国軍の戦闘機「殲16(J16)」など37機が台湾周辺の空域で活動し、うち軍機36機が台湾海峡の中間線とその延長線を越え、南部や南東の防空識別圏を飛行し、西太平洋で中国海軍の空母「山東」と陸海合同訓練を行ったと発表した。国防部は状況を監視し、把握していると説明した。
国防部が捉えた中国軍の爆撃機「轟6(H6)」(11日=中央社)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計2405機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1296機となった。
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