ニュース 政治 作成日:2024年7月23日_記事番号:T00116567
台湾有事中国軍の台湾侵攻を想定した台湾軍の定例の大規模軍事演習「漢光」の初日に当たる22日、空軍の各種戦闘機を、山腹の格納庫を備えた台湾東部、花蓮県の佳山基地に移動させたり、陸軍の主力部隊が駐屯地を離れ、重要インフラの防衛任務に着くなど、戦力の温存とインフラ防衛を主眼とする訓練が実施された。23日付聯合報が報じた。
淡水河では22日、上陸をもくろむ敵との攻防の訓練が行われた(22日=中央社)
台湾海軍は同日、各地で機雷の輸送や設置に関する訓練を実施した。防衛の中枢にとって重要な新北市の淡水河河口エリアでは22日午後、敵の船が川を遡って侵入してきた場合、水面を火の海にできるよう、M3水陸両用自走架橋車を出動させて水面に燃料の入ったドラム缶を数珠つなぎの状態で浮かべ、射撃する訓練が行われた。
23日、桃園市観音区の海岸で予定されていた敵軍の上陸を阻止する訓練、および同地と台北市北投区の関渡平原で予定されていた敵機の着陸を阻止する訓練は、台風3号(アジア名・ケーミー)接近のため中止された。
今年の漢光演習は予行演習やデモンストレーション訓練は実施せず、より実戦に近い訓練を行う。顧立雄・国防部長らは、演習開始前に市民に対し、車両の故障や兵士の着衣の乱れ、仮眠する姿を見ても、正常だと説明した。
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