ニュース 政治 作成日:2024年10月28日_記事番号:T00118302
台湾有事欧州議会は24日、フランスのストラスブールで開かれた本会議で、中国が今月14日に台湾周辺で実施した合同軍事演習「聯合利剣-2024B」を念頭に、中国は台湾に対し軍事的な挑発行為を続けていると非難し、台湾海峡の現状の一方的な変更を断固として拒否するとの決議を、賛成432票の圧倒的多数で採択した。反対は60票、棄権71票だった。26日付聯合報が報じた。
欧州議会の超党派の議員団が27日、台湾を訪れた。蕭美琴・副総統と面会する予定だ(27日=中央社)
決議には、国際連合(国連)における中華人民共和国の代表権を認めた1971年の国連第2758号決議(アルバニア決議)は台湾の地位には言及していないと指摘し、同決議を歪曲し、台湾の国際組織への参加を阻止しようとする中国の試みを断固として拒絶するとの内容も盛り込まれた。
頼清徳・総統は25日、X(旧ツイッター)に英語で「深く感謝する」と投稿した。
一方、中国の駐欧州連合(EU)報道官は、強い憤りと断固とした反対を表明し、欧州議会に協議を申し入れたと述べた。アルバニア決議には「2つの中国」、「一中一台(一つの中国、一つの台湾)」などの問題は存在しないと主張した。
アルバニア決議については、欧州議会のほか、9月にオランダ下院が、中国が台湾に対し主権を有することを決定したものではないとする動議を採択した。カート・キャンベル米国務副長官も同様の発言を行った。
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