ニュース 政治 作成日:2024年10月28日_記事番号:T00118304
台湾有事国防部は28日、27日(28日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ22機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機17機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。午前8時50分以降、中国軍の戦闘機「蘇愷30(スホイ30)」や無人機(ドローン)など軍機19機が台湾周辺を飛行し、うち16機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線や延長線を越え、台湾の北部、中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、中国軍の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったと発表した。
27日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
25日(26日午前6時までの24時間)は、中国軍機を22機、艦艇を5隻確認し、うち軍機16機が中間線を越えて北部と南西の防空識別圏に侵入した。
26日(27日午前6時までの24時間)は、中国軍機を8機、艦艇を7隻確認し、うち軍機6機が中間線を越えて南西の防空識別圏に侵入した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計4259機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2581機となった。
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