ニュース 政治 作成日:2024年10月30日_記事番号:T00118349
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)は29日、中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶(海警船)4隻が同日午前9時、離島の金門県の南の海域で、4方向から同時に台湾の制限水域(台湾側が中国船の航行を制限している海域)に侵入したと発表した。直ちに巡視艇4隻を派遣して警告を発し、約2時間後に制限水域の外へ追い出した。中国海警局が金門海域に侵入したのは2日連続で、10月は2度目、今年は48度目。30日付聯合報が報じた。
台風21号の影響で、金門海域では風力9〜10級(秒速20.8〜28.4メートル)の強風が予想され、多くの船舶が航行を停止した(海巡署リリースより)
海巡署は、強烈な(台湾基準。日本では非常に強い〜猛烈な強さに相当)台風21号(アジア名・コンレイ)の接近で、金門近海は波が高くなっており、中国海警局の行為は船舶の安全や海上交通の秩序を破壊していると批判した。中国に対し、両岸(中台)の平和を損なう行動をやめるよう呼び掛けた。
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