ニュース 政治 作成日:2024年10月23日_記事番号:T00118227
台湾有事国防部は23日、22日(23日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ15機、中国艦艇を6隻確認し、うち軍機11機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、中部と南東、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
23日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計4191機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2535機となった。
国防部は23日、中国軍の空母「遼寧」の艦隊が22日、台湾が実効支配する南シナ海の東沙諸島付近の台湾海峡の海域を北へ航行したと発表した。
国防部は、中国軍は23日午後9時9分、四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向に、キャリアロケット(運搬ロケット)を発射し、台湾の南西の防空識別圏を通過したが、高度は大気圏外で台湾への影響はなかったと説明した。
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