ニュース 政治 作成日:2024年10月21日_記事番号:T00118181
台湾有事国防部は21日、20日(21日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ14機、中国艦艇を12隻確認し、うち軍機7機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
20日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
18日(19日午前6時までの24時間)は、中国軍機を10機、艦艇を6隻確認した。軍機の中間線越えはなかった。
19日(20日午前6時までの24時間)は、中国軍機を6機、艦艇を7隻確認し、うち軍機2機が中間線を越えて南西の防空識別圏に侵入した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計4159機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2513機となった。
神奈川県横須賀市に司令部を置く米海軍第7艦隊は20日、米海軍のミサイル駆逐艦「ヒギンズ」とカナダ海軍のフリゲート艦「バンクーバー」が同日、台湾海峡を南から北に向かって通過したと発表した。台湾の国防部は、全行程を把握しており、周辺の空海域は正常だったと説明した。
国防部は21日、中国が23日、四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向に、キャリアロケット(運搬ロケット)を発射する予定で、予測経路は台湾の防空識別圏を通過すると発表した。
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