ニュース 政治 作成日:2024年10月18日_記事番号:T00118156
台湾有事英フィナンシャル・タイムズが17日、台湾の国家安全局(国安局)上層部の話を基に伝えたところによると、14日に中国が台湾周辺で実施した合同軍事演習「聯合利剣-2024B」で、訓練に参加した中国軍と中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶36隻のうち25隻が台湾本島の海岸から24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)に接近していた。中央社電などが伝えた。
台湾軍は14日、中国の軍事演習を受け、花蓮港に対艦ミサイルを配備した(14日=中央社)
匿名の国安局関係者は、14日の軍事演習が1日で終わり、実弾も使用されず、台湾に向けてミサイルを発射することもなかったが、中国に向けて2発のミサイルを発射したと語った。
中国のニュースメディア「鳳凰新聞」が16日、台湾軍のミサイル発射用車両や地対艦ミサイル部隊の配置場所を暴露した。中国のネットユーザーが国防部の機関紙、青年日報に掲載された写真を基に、インターネット上に投稿された街頭風景画像の道路標識や堤防、建築物などから軍車両や部隊の位置を割り出したとみられる。
顧立雄・国防部長は、情報管理は重要な訓練項目の一つだと述べた。台湾海軍の邱俊栄・参謀長は地上レーダー装置やミサイル発射用車両の位置や移動経路は、認知作戦に対応するため、配備の度に綿密な計算に基づいて設定しており、今後も調整を行うと説明した。
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