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《台湾有事》自爆攻撃型ドローン2種、米国から53億元で調達/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年10月16日_記事番号:T00118111

台湾有事

《台湾有事》自爆攻撃型ドローン2種、米国から53億元で調達/台湾

 政府調達案件の情報サイト、政府電子採購網の15日発表によると、「自爆ドローン」などと呼ばれる、標的を認識して自爆型攻撃を実行する米国製の無人機(ドローン)2種の調達に関する台湾軍の入札が行われ、米国在台協会(AIT)が落札した。落札額は合計約53億台湾元(約250億円)。16日付中国時報が報じた。

 台湾軍が調達する自爆ドローンは、エアロバイロンメント社の対人攻撃型ドローン「スイッチブレード300・ブロック20型」とアンドゥリル・インダストリーズ社の対戦車型「アルティウス600M-V」。スイッチブレード300の落札額は17億元余り、契約履行期間は2029年11月末まで。アルティウス600M-Vの落札額は35億元余り、契約履行期間は27年末まで。

 米国防安全保障協力局(DSCA)は今年6月、スイッチブレード300を720機、アルティウス600を291機、台湾に3億6020万米ドルで売却すると発表していた。台湾側はまず一部を調達し、後から追加で調達する計画とされる。

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