ニュース 政治 作成日:2024年10月15日_記事番号:T00118081
台湾有事中国人民解放軍で台湾方面などを管轄する東部戦区が14日、台湾を取り囲む形の大規模軍事演習「聯合利剣-2024B」を実施したのに合わせ、中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)は同日、4編隊が台湾本島の周辺海域を一周する形でパトロールした。パトロールでは、世界最大級の1万トン級巡視船「海警2901」が初めて台湾周辺での任務に当たった。15日付中国時報などが報じた。
密航の容疑者は送検された(14日=中央社)
台湾の海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)によると、4編隊の計12隻はいずれも台湾の沿岸から24カイリ以内(接続水域に相当)には侵入しなかった。
一方、離島の馬祖列島(連江県)周辺では、海警局の船4隻が制限水域に侵入した。海巡署が巡視艇を派遣し、14日午後6時に4隻は制限水域の外に出た。東部戦区は午後6時に、軍事演習の終了を発表した。
このほか、海巡署は14日午前7時ごろ、中国福建省アモイ市に近い離島、金門県の猛虎嶼で、中国籍の人物1人を密航の容疑で逮捕し、同人物のゴムボート1隻を押収した。同日の軍事演習との関連が指摘されている。
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