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《台湾有事》中国軍機2機飛来、中間線越えなし【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年12月23日_記事番号:T00119301

台湾有事

《台湾有事》中国軍機2機飛来、中間線越えなし【図表】/台湾

 国防部は23日、22日(23日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ2機、中国艦艇7隻を確認したと発表した。台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越えた軍機はなかった。11月16日以来、1カ月ぶり。

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 20日(21日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ9機、中国艦艇5隻を確認し、うち軍機6機が台湾海峡の中間線を越え、北部や南西、南東の防空識別圏(ADIZ)に侵入した。

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 21日(22日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ11機、中国艦艇6隻を確認し、うち軍機8機が台湾海峡の中間線を越え、南西や南東の防空識別圏に侵入した。

/date/2024/12/23/17pla_2.jpg21日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計5047機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3034機となった。

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 国防部は20日、中国が同日、四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向に、キャリアロケット(運搬ロケット)を発射し、高度は大気圏外で台湾への影響はなかったと説明した。

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