ニュース 政治 作成日：2024年12月20日_記事番号：T00119270
台湾有事国防部は20日、19日（20日午前6時までの24時間）に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ12機、中国艦艇5隻を確認し、うち軍機5機が台湾海峡の中間線を越え、南西の防空識別圏（ADIZ）に侵入したと発表した。このほか、中国の気球3機が午前7時51分以降、基隆市南西152カイリ（約282キロメートル）の海上を飛行したのを確認した。
19日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ（約44キロメートル、接続水域）、実線は12カイリ（領海に相当）の海域を示す（国防部リリースより）
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計5025機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3020機となった。
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