ニュース 政治 作成日:2025年2月27日_記事番号:T00120322
台湾有事国防部は27日、26日(27日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ45機、中国艦艇を14隻、公務船を1隻確認し、うち軍機34機が台湾海峡の中間線を越えて、中部や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。26日午前8時42分から、中国の軍機32機が出動し、中国の艦艇と合同パトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったのを確認した。
26日の中国軍機の飛行経路と中国軍の射撃訓練区域。破線は24カイリ(接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部Xより)
国防部は26日夜、中国軍の東部戦区海軍が予告なしに、高雄市と屏東県の沖合40カイリ(約74キロメートル)に射撃訓練を行う演習区域を設定したと説明した。同演習区域は長さ70カイリ、幅20カイリで、艦艇7隻が午前8時50分から午後3時40分まで、活動していた。
国防部は周辺の空海域を監視し、適切に対応すると説明した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計795機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計589機となった。
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