ニュース 政治 作成日:2025年5月27日_記事番号:T00121933
台湾有事英フィナンシャル・タイムズ(FT)が26日報じた台湾軍関係者の話によると、中国軍は、武器の配備や戦術面での訓練を含め、台湾を急襲する能力を急速に高めており、空軍とミサイル部隊は既に、いつでも攻撃を発動できる状態にあるという。27日付中国時報が報じた。
台湾の国防関係者は、中国軍が港湾周辺で実戦訓練を実施しており、水陸両用部隊や陸軍航空隊は空中からの降下作戦を実行可能だと指摘した。新型の多連装ロケット砲が台湾の対岸に位置する海岸線に配備されており、台湾本島のいかなる地点も直接攻撃できると語った。
香港の英字メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)は、中国の軍事刊行物『艦船知識』5月号の記事を引用し、中国軍は台湾の重要インフラ30〜40カ所を破壊することで基幹システムを麻痺(まひ)させ、戦わずに勝つと報じた。
この記事では、優先的な攻撃目標となる台湾のインフラとして、液化天然ガス(LNG)や電力関連施設、通信用の基地局などを挙げた。仮に、主要変電所3カ所が同時に機能を停止した場合、北部で全面的な停電が発生する可能性は99.7%に上ると指摘された。
攻撃のタイミングは、台風や選挙などのタイミングを狙えば、社会的混乱やインフラの麻痺による効果が高まると指摘した。
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