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《台湾有事》漢光演習6日目、澎湖など離島で上陸阻止作戦


ニュース 政治 作成日:2025年7月15日_記事番号:T00122893

台湾有事

《台湾有事》漢光演習6日目、澎湖など離島で上陸阻止作戦

 6日目を迎えた台湾軍の定例軍事演習「漢光」の実動訓練では14日、離島の澎湖県、金門県、連江県(馬祖列島)で、実弾を使用し、敵の上陸、占領を阻止する訓練が実施された。15日付自由時報が報じた。

/date/2025/07/15/17kankou_2.jpgテロ対策などを担う内政部警政署の維安特勤隊も、台北MRTでの訓練に参加した(14日=中央社) 

 同日未明、全土の各基地で合同での防空訓練が実施された。午前4時50分に花蓮県の空軍基地からミラージュ2000型戦闘機4機、F16V戦闘機8機の計12機が出動し、約1時間半にわたり、北部と東部の空域で中国軍機による台湾の領空侵入を阻止する訓練を行った。

 台北市では14日未明、敵軍が台湾にミサイルやロケット弾による攻撃を発動したと想定し、台北都市交通システム(MRT)板南線の地下路線を使った兵士や食料、弾薬などの輸送訓練が初めて実施された。訓練には国防部憲兵指揮部、陸軍、台北市政府が参加し、南港駅で物資を積み込み、西方面へ輸送した。午前1時ごろには憲兵が善導寺駅から乗車、車内で警戒態勢を保ったまま龍山寺駅まで移動、下車後、万華区の市街地で訓練を行った。

 頼清徳・総統と顧立雄・国防部長は同日、高雄市の海軍左営基地で、水雷の組み立て、設置訓練を視察した。海軍陸戦隊の偵察型無人機(ドローン)は今回の演習で初公開された。

 

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