ニュース 政治 作成日:2023年4月13日_記事番号:T00108418
台湾有事国防部は13日、中国軍が8~10日、台湾周辺で実施した軍事演習後も空母「山東号」が東部沖の太平洋にとどまっていることを明らかにした。台湾空軍は13日午前、台東県の志航基地からIDF戦闘機(経国号)4機を緊急発進(スクランブル)させ、動向を監視したと説明した。13日付聯合報が伝えた。
国台弁の朱・報道官は、台湾の民進党は中国人の入境を禁じたままで、トレンドに反していると語った。台湾が中国人を受け入れないなら、中国は台湾への個人旅行や団体旅行を再開しないことを意味するようだ(12日=中央社)
台湾海軍は13日に台東市の知本地区で実施する予定だった上陸演習を中止した。台湾海峡方面では中国軍の艦艇8隻が確認され、中国軍機14機が台湾側の緊急対応空域に侵入した。
国防部は、中国軍の艦艇は軍事演習中、台湾から24カイリ(約44キロメートル)の接続水域内には侵入しなかったと説明した。
呉釗燮・外交部長は11日、米CNNのインタビューに応じ、中国による軍事演習は中国が台湾に対する戦争を起こす準備をしていることを示すものだと非難した。
一方、中国政府の台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の朱鳳蓮・報道官は12日、今回の軍事演習について、「台湾独立分離勢力と外部の反中勢力が結託していることへの重大な警告で、国家の主権と領土の完全性を守るために必要な行動だった」とした上で、「台湾独立分裂活動と外部勢力の干渉に対するものであって、台湾同胞を狙ったものではない」と述べた。
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