ニュース 政治 作成日：2023年4月14日_記事番号：T00108443
台湾有事米国のジョン・ホーベン上院議員（共和党）は13日、訪台し、蔡英文・総統と会談した。ホーベン上院議員は会談で、米国は台湾海峡における中国の挑発行為を注視しており、台湾と米国は協力すべきと指摘した上で、まず米国は、台湾が購入した軍事設備を確実に引き渡す必要があると述べた。14日付自由時報が報じた。
ホーベン上院議員（左）は13日、米台は長年の友人で、団結で抑止力を形成し、地域の平和と繁栄を促進すべきと語った（総統府リリースより）
ホーベン上院議員は、上院歳出委員会国防小委員会のメンバーで、米国が台湾に軍事設備を期日通り納入する責任があると説明した。今回の訪台は、台湾の防衛力強化に向けた話し合いが目的と語った。
ホーベン上院議員は同日夜、国民党の朱立倫・主席との食事会に出席し、中台関係や国際情勢、台米経済貿易協力などの議題について話し合った。朱・主席は、台湾は国防と対話を進めるべきで、自衛力を高めると同時に、台湾海峡の平和と現状維持のため、中国との対話チャネルを維持し、双方の誤った判断を抑制するべきだと主張した。
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