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《台湾有事》ボルトン元米大統領補佐官、今月末に訪台へ/台湾


ニュース 政治 作成日:2023年4月24日_記事番号:T00108585

台湾有事

《台湾有事》ボルトン元米大統領補佐官、今月末に訪台へ/台湾

 自由アジア放送(RFA)の報道によると、米国の国際連合大使や大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を歴任した政治家、外交官で、2024年の大統領選挙出馬に意欲を示しているジョン・ボルトン氏(共和党、74歳)が今月末から台湾を訪問する。ボルトン氏の事務所によると、台北市内で4月29日と5月1日に台湾独立派団体が主催するイベントで講演を行う予定だ。24日付自由時報が報じた。

/date/2023/04/24/17glenn_2.jpgヤンキン知事(左)。バージニア州議会は今年2月、台湾に商務弁事処を設置する法案を可決した(総統府リリースより)

 ボルトン氏は中国に対する強硬な姿勢で知られ、台湾を主権国家として認める立場を取る。ボルトン氏が大統領選の候補となる可能性は低いとみられているが、中国に対する姿勢は一部から支持を集めている。

 今回の訪台についてネバダ大学ラスベガス校政治学部の王宏恩・助教は、「大統領選に向けた党内予備選での勝利にプラス効果をもたらすとともに、各政党の支持者にとって台湾問題がいかに重要かを示すもの」と指摘した。

 同じく共和党から大統領選への出馬に意欲を示しているとされるマイク・ペンス前副大統領(63歳)も6月に訪台を予定していると報じられている。

 なお米バージニア州のグレン・ヤンキン知事がきょう24日、台湾に到着した。24日午前、蔡英文・総統と会談し、経済貿易分野での交流や教育、科学技術に関する議題について意見を交換した。

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