ニュース 政治 作成日：2023年4月20日_記事番号：T00108540
台湾有事米国の対台湾窓口機関、米国在台協会（AIT）の理事長に3月に就任したローラ・ローゼンバーガー氏が訪台し、19日午後、蔡英文・総統と会談した。ローゼンバーガー理事長は、台湾は大切な友人で、重要な貿易パートナーだと指摘。米台間ではさまざまな方法でパートナー関係を深めることができると語った。20日付自由時報が報じた。
蔡・総統（右）は、ローゼンバーガー新理事長（左）は米国国家安全保障会議（NSC）在任中、新型コロナウイル感染症の流行を受け、台湾へのスワクチン400万回分寄贈に尽力したと語った（総統府リリースより）
蔡・総統は、米国と台湾は民主と自由の価値を共有する強固な関係のパートナーだと強調し、今後も米台間の新たな貿易協議「米台21世紀イニシアチブ」などを通じて、経済貿易協力を深めたいと述べた。また、二重課税回避協定（ADTA）を締結し、双方の企業にメリットをもたらし、成長と繁栄を実現したいと語った。
ローゼンバーガー氏は同日午前、2024年1月に投開票が行われる総統選挙に民進党の公認候補として出馬する頼清徳・副総統と会談した。頼・副総統は、中国が軍事演習で、インド太平洋地域の平和と安全を脅かす中、AITと共同で対応したいと語った。また、安全と経済を切り離すことは難しく、経済協力を強化し、安全で信頼できるサプライチェーン（供給網）を構築することが重要だと強調した。
頼・副総統（右）は、米台21世紀イニシアチブの合意内容の実行に期待すると語った（総統府リリースより）
ローゼンバーガー理事長は23日まで台湾に滞在する予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001（情報セキュリティ管理の国際資格）を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL：+886-2-2381-9711
FAX：+886-2-2381-9722