ニュース 政治 作成日:2023年9月22日_記事番号:T00111330
台湾有事国防部は21日、同日午前に台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ20機以上が活動したと発表し、台湾軍は中国の遠距離ロケット軍や福建省大埕湾付近の地上部隊について、作戦機や作戦艦、沿岸防衛巡航ミサイル(CDCM)システムで適切に監視していると表明した。国防部が具体的な部隊を指して、監視していると表明するのは初めてで異例のケースだ。中央社電が伝えた。
政府系シンクタンク、国防安全研究院(国防院、INDSR)国防戦略および資源研究所の蘇紫雲・所長は、中国軍の部隊が戦術的に集結することはこれまでにもあったが、今回は国防部が比較的大規模な集結を確認した可能性があると述べた。対外的にこの事実を公表することで、台湾軍の監視能力の高さを示すとともに、中国に対する抑止効果を狙ったと分析した。
淡江大学国際事務・戦略研究所の林穎佑・助理教授は、国防部はこれまで、距離の遠い中国本土の監視を怠っていると指摘されていたが、今回の発表で本土からの脅威を監視する能力を有することを台湾の市民に示す意図があったと語った。
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