ニュース 政治 作成日：2023年10月16日_記事番号：T00111682
台湾有事国防部は16日、15日午前6時～16日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ10機、艦艇5隻が活動したのを確認したと発表した。台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線を越えたり、防空識別圏（ADIZ）に侵入したりするのは確認していない。中央社電が伝えた。
国防部は13日と14日、中国軍機は、▽13日、延べ11機、▽14日、9機──、中国艦艇は、▽13日、8隻、▽14日、5隻──の活動を確認した。14日に戦闘機「蘇愷30（スホイ30）」2機が、台湾海峡の中間線やその延長線上を越えたり、北部の防空識別圏に侵入したのを確認した。
ペロシ米下院議長（当時）が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6600機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2496機となった。
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