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《台湾有事》台湾海峡上空の民間機航路、中国が台湾寄りに一方的変更/台湾


ニュース 運輸 作成日:2024年1月31日_記事番号:T00113567

台湾有事

《台湾有事》台湾海峡上空の民間機航路、中国が台湾寄りに一方的変更/台湾

 中国民用航空局は30日、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線のすぐ西側を通る民間機航路「M503」の南下コースについて、2月1日より、現在の運行ルートから台湾側へ6カイリ(約11キロメートル)ずらすと発表した。台湾海峡の中間線から最も近い地点は7.8キロメートルしか離れていない。これに対し台湾の大陸委員会(陸委会)は、民間航空の名を借りた台湾に対する不当な政治的、軍事的企てだと批判し、無責任な行動を直ちに停止するよう要求した。31日付自由時報が報じた。

/date/2024/01/31/17chen_2.jpg陳建仁・行政院長(中)は、中国の一方的な航路の変更を批判した(31日=中央社)

 中国は2015年1月、台湾の同意を得ることなくM503の開設を発表した。台湾は当時、安全保障上、重大な懸念があると抗議した。中台間で協議を行い、▽実際の飛行ルートを西(中国側)に6カイリずらす、▽南下ルートのみ採用する──などの内容で合意し、15年3月に運用が始まった。

 中国は18年1月、M503の北上コース、同航路から福建省の3地点に分岐する▽W121(東山)、▽W122(福州)、▽W123(アモイ)──航路の開設を一方的に発表し、台湾は反発した。

 今回は航路を中国側にずらす措置の停止に加え、W122、W123の東行(中国から台湾側へ飛行する)コースの使用を開始することを発表した。同空域における運航効率の改善が理由と説明した。

 

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