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《台湾有事》中国の禁止・制限水域侵入、外交部が非難/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年3月19日_記事番号:T00114322

台湾有事

《台湾有事》中国の禁止・制限水域侵入、外交部が非難/台湾

 中国で海上警備を担う海警局の船が15、16日、中国に近い離島、金門県周辺に台湾側が設定した「禁止・制限水域」(中国船の航行が禁止、制限される海域)に連日侵入するなど、中国が台湾に対する「グレーゾーン」攻撃を活発化させている状況を受けて外交部は18日、両岸(中台)が過去に形成した共通の認識(暗黙の了解)を一方的に否定し、台湾への圧力を強めていると非難した。中央社電が伝えた。

 金門の禁止・制限水域は1992年に設定され、これまで中国当局も暗黙の了解を示してきたとされる。2月14日に同水域内で漁を行っていた中国籍漁船が、台湾当局の取り締まりから逃れる際に転覆し、中国人船員2人が死亡した事件の後、中国はアモイ市と金門県の間に禁止水域(領海に相当)や制限水域(接続水域に相当)は存在しないと声明を出している。

 米国務省は16日、中国は台湾海峡で挑発行為を繰り返し、台湾に圧力をかけていると指摘し、現状を一方的に変更する行為を止めるよう呼び掛けた。

 外交部は、米国が台湾海峡の平和と現状の安定を支持する強固な立場を示したとして、感謝の意を表明した。

 台湾陸軍金門防衛指揮部は、4月に金門本島や離島で実弾射撃訓練を実施する計画だ。軍関係者は、定例の訓練で特別な意図はないと説明した。 

 

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