ニュース 政治 作成日:2024年3月15日_記事番号:T00114266
台湾有事国立政治大学台湾安全研究中心(TCSS)などの民間組織が14日、2032年に中国が台湾に侵攻するとの想定で机上演習(TTX)を開催した。きょう15日と合わせて2日間実施する。演習の成果は安全保障戦略のアウトラインとして取りまとめ、5月20日に発足する頼清徳・次期政権に提案する。15日付自由時報が報じた。
演習では防衛、経済、エネルギー、通信など安全保障分野への影響や対応をシミュレートする。計60人が参加する予定だ。
TCSSの劉復国・主任は、今回の演習は有事の際のリスク回避策を模索し、台湾の各機関が協調して対応できるように安全保障戦略のアウトラインを作成するのが主な目的と説明した。
劉・主任は、短期的には5月20日の頼・次期総統の就任で中台関係が悪化する可能性が懸念されるが、今年11月に行われる米国の大統領選挙でトランプ前大統領が再選した場合、米中関係も台湾有事のリスクを大きく左右する要因になるとの見方を示した。
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