ニュース 政治 作成日:2024年3月14日_記事番号:T00114242
台湾有事国防部は14日、14日午前6時までの24時間に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ26機、中国艦艇10隻を確認し、うち軍機18機が台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、北部、東部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。中国の気球は確認しなかった。
13日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ロイターの報道によると、5月20日に副総統に就任する蕭美琴・前駐米代表(民進党)が米国をプライベートで訪問中だ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、米国の政府関係者に会う計画だ。中国の駐米大使館などは13日、米国と台湾のいかなる形式の公的な往来にも断固反対すると表明した。
国防部は13日、13日午後8時51分ごろ、中国が四川省の西昌衛星発射センターから発射した人工衛星を搭載したキャリアロケットが、台湾中部の上空を通過したと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。13日午前6時までに確認した中国軍機は累計8200機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3000機となった。
気球は1月1日以降、断続的に飛来を確認しており、累計93機だった。
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