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《台湾有事》米陸軍グリーンベレー、台湾常駐を計画か


ニュース 政治 作成日:2024年3月14日_記事番号:T00114241

台湾有事

《台湾有事》米陸軍グリーンベレー、台湾常駐を計画か

 防衛問題情報サイトSOFREPが伝えたところによると、米国は台湾軍に対し包括的な訓練、助言、制度化された戦力構築プログラムを提供するなどの内容が盛り込まれた国防権限法(NDAA)に基づく軍事協力を既に開始しており、今後、米陸軍特殊部隊、グリーンベレーが台湾に常駐し、台湾軍の部隊に軍用マイクロ無人航空機(UAV)「ブラック・ホーネット・ナノ」の操作などの訓練を提供する計画とされる。これに対し外交部は、新しい情報はないとコメントした。14日付自由時報などが報じた。

/date/2024/03/14/17army_2.jpg国防部の邱国正・部長は14日、台湾軍と友好国や団体との切磋琢磨や問題の改善は交流の範囲内だと述べた(14日=中央社)

 報道によると、既に米軍の軍事顧問が離島の金門県と澎湖県の軍指揮センターに常駐し、台湾の精鋭部隊の定期訓練に関与しているとされるほか、グリーンベレーの部隊を含む米陸軍特殊作戦部隊連絡部隊(SOFLE)が台湾軍の水陸両用偵察大隊や高空特種勤務中隊の基地に駐屯し、訓練に参加するなど支援を拡大する方針とみられる。

 SOFREPによると、昨年より既にSOFLE関係者が桃園市龍潭区の基地に派遣され、台湾での米軍の特殊作戦を支援していると伝えられている。

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