ニュース 政治 作成日:2024年3月19日_記事番号:T00114323
台湾有事国防部は19日、19日午前6時までの24時間に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ9機、中国艦艇10隻を確認し、うち軍機2機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、東部と南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。中国の気球は確認しなかった。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。確認した中国軍機は累計8300機以上で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計3016機となった。
気球は1月1日以降、断続的に飛来を確認しており、累計94機だった。
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